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ethereum.org の日本語翻訳リーダー (Language Lead) について


はじめに



私は、ethereum.orgで主に翻訳ボランティアとして1年ほど活動しています。
現在は、日本語翻訳のリーダーをしています。

ethereum.orgで翻訳ボランティアとして、ある程度実績を残すると、翻訳リーダー (Language Lead) になることができます。

前回は、翻訳ボランティアのデメリットを記事にしました。

今回は、翻訳リーダーとはどのような役割か、メリットとデメリットを含めて述べていきます。



etheruem.orgとは



ethereum.orgは、イーサリアムの概要や仕組み、開発者向けのドキュメントやツール、アプリケーションの作成方法やセキュリティの考慮事項など、さまざまな情報を提供するポータルサイトです。

小数のイーサリアム・ファウンデーションのメンバーと、多くのコントリビュータによって維持・運営されています。


翻訳リーダー (Language Lead) になるには


ethereum.orgで翻訳ボランティアとして、ある程度実績を残すると、翻訳リーダー (Language Lead) になることができます。

翻訳ボランティアとしての活動履歴、コミュニティ内のマナーなど、総合的に判断した上でイーサリアム・ファウンデーションのメンバーによって指名されます。

これまでのDiscordのやり取りを見る限りでは、自分からなりたいと手を挙げて翻訳リーダーになっている人もいました。

そのことから、積極性も重視していると思われます。

各言語で1人までではなく、言語によっては、複数人の翻訳リーダーがいます。

そのため、やる気次第であなたもなれます!


それでは、翻訳リーダーとして出来ることを含め、メリット・デメリットを以下にて述べていきます。



翻訳リーダーになるメリット



1. コミュニティ内で信用が得られる



クリプト関連のプロジェクトでは、人は常に疑心暗鬼です。相手が金銭を騙し取ろうとするスキャムかもしれません。スキャムアカウントが身ぐるみをはがそうと暗躍しています。

翻訳リーダーになれば、少なくとも相手にスキャムアカウントとして認識されることは減ると言えます。

ヘルプする側も、される側もスキャムの可能性のあるクリプトコミュティ内で信用があれば、コミュニティ内のコミュニケーションが楽になります。

また、多数いるコミュニティメンバーから覚えてもらうことが出来ます。



2. 経歴として主張できる



翻訳リーダーとして、履歴書や経歴書で実績をアピールできます。

ethereum.orgでも翻訳リーダーの役割をもった人は、ごく一部です。


他の人から差別化することができます。

職歴として認めてもらえないケースもあるかもしれませんが、学生ならば面接などのアピール材料としては、大きいのではないでしょうか。

他の翻訳リーダーには、学生もいます。


将来、イーサリアム・ファウンデーションで働きたい場合は、面接等で言語リーダーの実績が大きなプラスになると思います。



3. イーサリアム・ファウンデーションとのコネクションが得られる



ethereum.org=イーサリアム・ファウンデーションではありません。

しかし、イーサリアム・ファウンデーションのメンバーが運営管理しており、翻訳リーダーになればコネクションができます。

定期的にイーサリアム・ファウンデーションのメンバーとDiscordやZoomなどでビデオ会議を行っているので、実際に話す機会があります。

また、グラントなどをイーサリアム・ファウンデーションから受けたい場合は、ethereum.orgのイーサリアム・ファウンデーションのメンバーに相談してみるのもよいかもしれません。

ただし、全ては本人次第ですのでご承知おきください。



4. 翻訳の校正と承認ができる



翻訳リーダーは、すでにリリースされた翻訳の修正を含め、翻訳の校正・承認までもが可能です。

翻訳ボランティアとして活動すると、多くの誤訳や訳の不一致に直面しますが、直接修正して品質向上が可能です。これは、かなりの権限であり、その分やりがいがあります!

これだけ大規模なサイトの内容を司ることができるのは、大きな機会と言えるでしょう。

翻訳だけではなく、翻訳校正に興味がある方は、目指してみてはいかがでしょうか。



5. Discord内のチャンネルでも権限が付与される



Discordというチャットツールでも、ある程度の権限が貰えます。

新しいコミュニティメンバーに役割を追加することができます。

コミュニティメンバーへの要望に素早く対応できるため、一層コミュニティの活性化に貢献できます。

コミュニケーションする機会も多くなるので帰属感も得られます。



6. ethereum.org の運営に参加できる



ethereum.orgでは、翻訳リーダーは、ethereum.orgの運営の相談を受けます。

プロアクティブに参加することで、最新のWebサイト開発方法や運営方法を学ぶことができます。

国際的なWebサイト運営に興味がある方は、大きなメリットといえます。



7. 特にノルマ無し



これだけ盛りだくさんなので、翻訳リーダーになるとノルマがあると思うかもしれません。

しかし、特にノルマはありません。忙しければ何もしなくても問題ありません。

ただし、年規模でまったく活動履歴がないと、翻訳リーダーの役割を外されるかもしれません。



8. イーサリアムがより身近に感じられる



新しいパラダイムであるWeb3技術、その重要なインフラであるイーサリアムに貢献している一員であるという感覚を得られます。

また、世界中の翻訳リーダーと実際に話す機会も得られます。

国際的な視野が広がり、国境のないイーサリアム技術をより身近に感じられます。


以上が、私が感じた主要なメリットです。以下ではデメリットにも触れます。



翻訳リーダーになるデメリット


1. 英会話力が必要な場面がある


出席が必須ではありませんが、定期的に英語でのミーティングがあります。

日本人として直接英語で話すとなると、多くの方が抵抗を感じるのではないでしょうか。

自分もネイティブの表現やスラングが聞き取れないことが多々あります。


しかし、ethereum.orgを良くしようと集まっているので、答えたくないプライベートを聞かれる会社のZoom飲み会のようなストレスはありません。

また、仕事ではありません。あくまでボランティアですので、英語ミーティングはリラックスして気軽に挑むことができます。

2. 金銭的な報酬がない(2023年3月16日現在)

Web3プロジェクトの中には、持続可能性を実現するための人集めや、マーケティングを兼ねてトークンのエアドロップ、もしくはトークンの割り当てをコントリビュータや翻訳ボランティアに行っているところもあります。

翻訳リーダーに、現在金銭的な見返りはありませんし、今後そのような予定があるとも聞いていません。

金銭目的で活動に参加される方は、期待外れかもしれません。


まとめ



ethereum.orgの翻訳リーダーに興味を持っていただけたでしょうか?


翻訳リーダーとして、最新のWeb開発の現場や、様々なイーサリアムに関する情報を得られます。


ボランティアとしては、大きな権限があります。


一方、ノルマ等は、一切ありません


翻訳ボランティアへ参加し、翻訳リーダーを目指してはいかがでしょうか?

翻訳ボランティアに興味をお持ちになった方は、こちらを参考にしてください。


ここまで読んでいただきありがとうございました!

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